ジャッキー・チェンのアクション映画を久しぶりに鑑賞。まだまだ現役で映画に出てるんですね。もう60歳超えてるでしょうに…。
〈作品概要〉
監督:マーティン・キャンベル
製作:ジャッキー・チェン
キャスト:ジャッキー・チェン、ピアース・ブロスナンほか
公開日:2019年5月3日 ※アメリカでは2017年
本編尺:110分
公式サイト:https://the-foreigner.jp/sp/
予告編:https://youtu.be/h3Pf6TI1enk
ジャッキー主題歌:https://youtu.be/1CfoyfhWfKk
〈あらすじ〉
ジャッキー・チェンがおなじみの笑顔を封印し、孤独で冷徹な復讐者をシリアスに演じたサスペンスアクション。元特殊部隊員のクァン・ノク・ミン(ジャッキーチェン)は、現在はロンドンでレストランのオーナーとしてつつましく暮らしていた。ところがある日、高校生の愛娘が政治的な無差別テロに巻き込まれ、命を落としてしまう。静かな怒りに燃えるクァンは、犯人を探すうちに北アイルランドの副首相リーアム・ヘネシーの存在にたどり着き、復讐を開始するが……。
〈ネタバレあり感想〉
もう66歳?にもなろうかというジャッキー・チェンがその歳でこのアクションをしてるって考えたら本当に恐ろしい。ジャッキー・チェンを知らない人はこの映画見て、この人の年齢60歳超えてるんだよって教えてあげたら信じないと思う。
ジャッキーのアクションってもうそれだけでエンタメで楽しい。凄いのと同時に笑いも起きるんですよね。
作品は冒頭からジャッキーはテロの爆弾によって娘を失います。
この時の表情で一気に見てる側も犯人許さん!って気持ちに引き込まれます。
ジャッキーは復讐をする為に、犯人知ってそうな人に手当たり次第に電話かけて会いに行って教えてくれって頼み込みます。
そんな中アイルランドの副大統領がどうやら昔つながりのあった組織の元幹部っぽいなというのを知り、突撃します。
犯人の名前教えてくれよーと頼むジャッキーに分からないと言って帰すとジャッキーは絶対こいつ知ってる。知らないわけないと一方的に決めつけ(実際当たってるんですが)帰りにトイレで爆弾爆発させます。
いや、あいつやべーアジア人じゃん!
探し出してこの国から追い出せ!って命令して部下が確保しに行くんですが華麗なジャッキーアクションで返り討ち。
視聴者はまあ分かってますが、ジャッキーがただのレストランのオーナーなわけがない。アメリカの特殊部隊にいたという設定でした。
ここからジャッキーの復讐劇が始まるわけなんです。
が、一方副大統領も犯人は一体誰やねん、絶対俺らの組織の中にいるけど分からないと犯人探しを始めます。ジャッキーからははよ名前教えろやといろんな形で脅迫され、こちらはこちらで犯人探すというなんとも奇妙な形で進行。
それでまあここからはよくある火曜サスペンスの展開。
副大統領の元いた組織の同僚が妻と通じていて、話がだだもれになってた&愛人が実は同僚の部下で話ダダ漏れで、副大統領の周囲はみんな副大統領監視しとったという恐ろしい展開。
ドロドロすぎる。
副大統領の妻はちなみに副大統領の部下と寝てます。なんていう火曜サスペンス?状態。
キャラクターが動く動機って実際に聞いてしまうと結構ちっぽけだったりするんですよね。
でも現実だとその理由でも納得してします。映画という規模の大きいメディアになったときにはちょっとがっかりするんですが。
なので、そこの動機をいかにちっぽけに見せないようにするかが映画とかでは問われるのかな。
ジャッキーのアクション楽しむ映画としては最高でした。