〈鑑賞動機〉
ガンアクションみたさで鑑賞決めました。
いつもAmazon primeで見てるんですけど、おすすめに出てくる映画から順番に見てます。
これ便利。最高傑作!ってのがおすすめされないんですが笑
〈作品概要〉
♦️監督:ファブリス、ドゥ・ベルツ
♦️製作:トマ・ラングマン
(「アーティスト」のプロデューサー)
♦️キャスト
ジェラール・ランヴァン
ジョーイ・スター
ほか
♦️公開日:2015年1月27日(一部劇場のみ)
♦️本編尺:85分
〈あらすじ〉
警察学校で射撃を教えるバンサン・ミレスは弱冠25歳にして世界中からその才能を求められる天才スナイパーだったが、捜査チームを結成することを拒み続けていた。しかし問題児の刑事ミロ・カルデナとの出会いをきっかけに激しい戦いに巻き込まれ、その中で次第に隠されたその本性が露わになっていく。
〈ネタバレあり感想〉
♦️フランス発の本格ガンアクション
フランス映画って静かで、淡々と描かれる事が多い印象ですが、本作品は主人公の感情の爆発ととともにしっかりBGMかけて上がるように作られてました。
銃撃戦、みたいなところはそれでもアメリカ映画に比べれば大人しいですが。
盛り上がりは特に残り30分くらいからでしょうか。そこからは獣のような主人公の強さをただ口を開けてみるしかない時間帯です。
♦️奴らにはニンジャでも勝てない❗️
っていうセリフが実際にあるんですが、実際敵はかなりの強敵なんですよね。
ラストになると真相がわかりますが、それもそのはず。政府が裏で公認していた対テロ部隊の犯行だったからです。
そりゃニンジャでも勝てない。
味方だと思ってたら敵だったという。
♦️アクションとしては70点、ストーリーは80点
アクション映画においてストーリーはそんなに深掘りされない事が多いですが、本作品はどちらかと言うとストーリーに凝った設定があったように思います。
主人公が弱みを握られて犯人の言う通りにしないといけないけど、殺人課で仲間と一緒に犯人も捕まえないといけない。
でも犯人が捕まった時は自分がやったこともバレる時。
その葛藤がありつつ、実はその犯人というのが政府が主人公を仲間に引き入れる為の秘密の対テロ部隊。そりゃ強いし捕まらないわっていう。結果主人公は身近な仲間を殺され、怒り狂い、敵を一人で次々と殺していき、政府に捕まる。この主人公の人も殺したことのないベビーフェイスが鬼の形相で敵を躊躇なく殺していく感じはまさに殺人兵器。
最後にはその腕を買われて終身刑が免除されての対テロ部隊入り。
能力の高い人間は最後まで誰かから必要とされて許されるんだなとなんか嫉妬です笑
才能のある人間はいいな。
努力ももちろんありますが。