〈作品概要〉
監督・脚本:ピラール・パラメロ
キャスト:アンドレア・ファンドス、ナタリア・デ・モーリナほか
公開日:2021年9月17日
本編尺:105分
予告編:https://youtu.be/XiazWq-LghY
〈あらすじ〉
1992年、バルセロナオリンピックに湧くスペイン。母親と2人で暮らしながらサラゴサの修道院に通うセリアは、バルセロナからやって来た大人びた転入生ブリサの影響で新しい音楽や遊びを知り、友人の姉たちともつるむように。そんなある日、仲間たちとのゲーム中にブリサに掛けられたある言葉をきっかけに、セリアは母親が決して話そうとしない真実と向き合うことになる。
♦️スペインをはじめ、各国の映画賞に輝いた、監督デビュー作
各国で絶賛されたと言う事で作品の品質はしっかりと保証されていて、これがデビュー作という凄さが恐らくあるのだと思います。
正直私は映画賞獲ってるからすごいんだ映画ってあんまりハマらないことが多くて、それは批評家目線で面白い映画と一般目線で面白い映画は違うと思っているから。
これは恐らくどちらかというと前者な気がしました。
♦️思春期あるある
テーマはそこに無いのですが、思春期の女の子が大人の女性に憧れてませた事をやるシーンが多々あり、そういったいくつかのシーンは自分が学生の時によく見かけた光景だなーと懐かしくなったと同時に、どこの国でもおんなじなんだなーと感じて楽しかった。
特にゴムをきもい!みたいな感じで触る場面で、そういえば当時なんで女子がそんなに持ってんだよと突っ込みたくなるような数のゴムをに水入れて風船にして投げて遊んでる姿見てバカだなーーと思っていた記憶が蘇りました。
〈総合評価〉
青春映画ってとっても瑞々しくて、もう自分にとっては戻れない過去で、故にすごく輝いていて、人生にとって一番全部の感情を吐き出した時期だなと思うので大好きなジャンルですが、この映画は決して派手ではないですが心にしっかりと届くもののある良質なドラマ映画でした。やっぱり評価したいのは思春期特有の女の子達の切り取り方ですかね。
とても青春しててよかった。
それにしてもあんなに若いうちから男の口説き方が、「僕とヤらない?」なのは笑ってしまいました。
スペインの初体験の年齢ってそんなに若いのか?とちょっとビビりました😲