ポスタービジュアルカッコいい!特に海外版ファイアパンチみたいな感じですごくいい!
ジャケット鑑賞です。
〈作品概要〉
監督:ザック、ヒルディッチ
キャスト:ネイサン・フィリップス、ジェシカ・デ・ゴウ、アンガリー・ライスほか
公開日:2013年(日本未公開?)オーストラリア
本編尺:87分
予告編:https://youtu.be/NbuzEgSxEW4
〈あらすじ〉
地球最後の日に1人の少女を救うことを選んだ男の運命を描いたオーストラリア製SFパニックドラマ。巨大な隕石が地球に衝突し、人類が滅亡するまであと12時間に迫った。絶望のあまり暴徒と化した人々が街中にあふれかえる中、人生最後の時間を友人らと馬鹿騒ぎして過ごそうとパーティ会場へ向けて車を走らせていたジェームズは、暴徒に捕まった少女ローズを助け出す。ローズが父親とはぐれて1人でさまよっていたことを知ったジェームズは、仕方なく彼女の父親探しを手伝うことになるが……。
〈ネタバレあり感想〉
人類に残された時間が12時間だとしたら、あなたは最後になにをしますか?
このテーマの映画って他にもたくさんあったように思います。終わりが決まってる中で、いかにして最後を迎えるかっていう映画はなかなか難しいですけど、役者陣が良かった。
主人公のジェームズはこれまできっとろくでもない男だったと予想がつきます。
最初にセックスシーンから始まりますが、彼女でも妻でもなく、愛人である事が後に分かります。そして彼が向かっているパーティーも乱交パーティーの集団で、薬や酒をやってそこらじゅうてあたり次第に絡んでます。
このあたり結構もろ見えなので嫌いな方は注意です。
愛人と主人公
でも何故かこの男が、暴徒に襲われている少女を途中で助けるんですよね。
本当にただの気まぐれだと思うんですけど、この少女との出会いをきっかけに主人公は人間として、自分の最後にいるべき場所に気付きます。
この少女ローズが本当に演技がすごい。
どこかで見たことある顔だなと思って調べたら、「ナイス・ガイズ!」「スパイダーマン」なんかの大作にも出てる有名なこでした。
ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングに並んでる!!
母親との最後の別れ、兄弟との別れ、彼女との別れ、そしてたどり着いた自分が最後を迎えたい場所。
陳腐な表現すると、真実の愛にたどり着いて死を迎えた2人。死を目前にして出た言葉「美しい」はなんかもういろんな感情が込み上げてきました。
そしてエンドロールの無音。
世界が終わってただ残るのは静寂のみ。
最高の余韻に浸って眺めてました。
人類最期の瞬間描くとなると、やっぱり人間は最期だからと欲望に忠実になって本能のままに行動してしまいますが、序盤の絡みのシーンの多さはちょっと求めてないなーってくらい多い。
後半の展開考えると大人しいからまあ、どこかで派手な絵を入れたくなるのも理解できますが。
愛人役のジェシカ・デ・ゴウさんが本当に美しかった。影のある部分と陽の部分の混在した素敵な感じでした。