映画館で年間100本くらい鑑賞してたんですが、コロナの事もあって、最近は出控えてしまってもっぱら公開後の映画を配信で見ることが多くなりました。
アクション映画とか迫力のあるジャンルはできれば映画館の環境で見たい人間だったのでちょっと今の状況は残念ですが、仕方ないですね。
本日鑑賞したのは、2019年6月21日に公開された映画「ザ・ファブル」。
一番覚えてるのが
ハッピーな笑い
×
世界基準アクション
っていう予告で使ってたコピーでしょうか。
なんか面白くてファブルといえばこれみたいなイメージでした。
世界基準アクションってなかなか言わないよなって笑
私も商品の宣伝をしてるのでこういうコピーとか凄く気になって見ちゃうんですよね。
楽しい。
公開当時も映画館でみようか迷ってたんですが、確か同じくらいの時期にファイナルファンタジーXIV光のお父さんっていう映画をやっててそれ見にいってたんですよね。
FFXIVやったこと無かったんですが、珍しくゲームの世界がポジティブに描かれてる映画だという口コミだったので見に行ったらめっちゃよくてめっちゃ泣いた笑
ゲームとかしてるやつとかヲタクとかコミュニケーション能力なくて気持ち悪いよねっていう
描かれ方する事が多い中で、オンラインゲームの可能性を肯定的に捉えた実話でいい映画でした。
脱線しましたが、「ザ・ファブル」結論から言うとアクションキレキレで、なかなか漫画原作の映画って難しいと思うのですがそれをよくぞここまでって感じのクオリティになってて楽しめました。
基本映画を貶すことってあんまりしないので甘口の感想になりがちですが、岡田准一さんのアクションは凄いですね。ちょっと壁上りのシーンで「マジか…」って声でちゃいましたよね。
個人的にこの映画の一番の見どころは、柳楽優弥の演技でした…
いや、もう凄すぎ。
ここまで胸糞悪い人間を演じられるのかよって映画見ながらものすごくイラつきましたが、そんなに人を不快な気持ちにする演技ができるってさすがです。
最後は最後で切ない終わりでぐっと胸にくるものもありますし。
その他豪華な俳優陣がたくさん出ていて、見どころは他にもたくさんあります。
佐藤二郎のバイト先店長は安定の面白さですし、山本美月の素朴な女性キャラは最高に可愛いし…ちょいちょい挟まれる笑いの要素が爆笑とかじゃないんですけど、いい感じの調味料になってます。
元々は漫画が原作になっていて、今まだ続いてるのかな。そちらも面白いみたいなんで気になります。
殺し屋いち にちょっと似てるのかな。
一つちょっと辛かったのが、冒頭の銃撃戦のマズルフラッシュが強すぎて目が痛かった。
後半全くそんな事なかったんですが。
最近なかなか興行収入10億円を超える映画が無い中で超えた数少ない映画としてもやっぱりすごい作品です。
そして続編も公開されるみたいなんで今度こそ映画館行きたいけどこの状況がな……。
監督:江口カン
公開日2019年6月21日
興行収入:17.7億
配給公式サイトhttps://www.shochiku.co.jp/cinema/lineup/the-fable-movie/
予告編:https://youtu.be/AVgWljJL_kU